おいらせ探偵事務所

ご自身での尾行は避ける

探偵に依頼すると決めたら、決して対象者本人を自分で尾行しようなどと考えてはいけません。その行為が事前に調査の成功率を大きく下げてしまいます。

探偵に尾行を依頼するのはお金がかかります。そのお金がもったいないと思い、できるだけ自分でやってみようという、その気持ちはもちろんわからなくはありません。

ご自身の尾行で上手くいけば全く問題はないのでしょうが、そもそも訓練もしていない、顔も知られているご自身が尾行を行っても失敗する確率が極めて高いです。

ご自身で尾行して本人にバレたり警戒されてしまってから、その後に探偵に尾行を依頼しても大丈夫だろうと考える方もいます。

金銭的には効率的な考え方と言えますが、探偵は尾行のプロだから警戒されていても調査できるだろうというのは間違いです。

一度、警戒してしまった人間は常に神経質になり、警戒していなかった時は気にもしなかったことを気にし始めてしまいます。

人は自分の視界に入っても全く知らない赤の他人の姿や動きのことは基本的にほとんど気にせず記憶にも残していません。

探偵の尾行・張り込みはこの「赤の他人を気にしない」という点を利用して行っているのです。

それが一度尾行を警戒し始めると、全く気にしなかった他人の動きまで気にし始めてしまいます。

そうなると探偵事務所側もやはり調査員を増員するなどの対応を取らなければ調査を遂行することができません。

また、警戒された状態で調査を依頼し、探偵事務所側が失敗、本人に調査発覚などとなるとお互いの大きなトラブルの元になってしまいます。

調査依頼後は自然な態度で

浮気調査を依頼した後は、決して「調査を依頼している」などと本人に伝えてはなりません。

そうなるとまず警戒されて尾行が困難になり、浮気相手と会うことも避け始めて証拠がとれなくなってしまいます。

また、調査を依頼していることを本人に悟られないよう、それまでと変わらない状態でいることに努めましょう。

変にそわそわしたりして様子がおかしいと思われないようにしなければなりません。

また、探偵事務所の連絡先、調査契約書や報告書などは本人の目に触れないよう確実に安全な場所にて保管しておくことも重要です。

契約書を見られてしまったために本人に調査が気付かれてしまったというケースもあるのです。

また、無理に本人の予定を聞き出したりすることも危険です。

もし聞き出すとすれば、自然な会話の中から聞き出せそうな場合のみに限定しておいた方が無難です。