ストーカー対策
ストーカー規制法が施行されて随分経ちますが、2015年現在のストーカー総段数は警察庁の統計で21万件を超えており、2016年よりメールなどの嫌がらせ行為もストーカーと認定されたことで極端に増加しているかとも思われます。
実際のストーカー行為とはどういった行為を指すのでしょうか?
ストーカー規制法に記述されている行為を確認しますと
- つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつき
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話、FAX、電子メールやSNSへの書き込み
- 汚物、ゴミなどの送付や投げ入れ
- 名誉を傷つける
- 性的羞恥心の侵害
と、あります。
まず元恋人や元配偶者がストーカーになる率がもっとも高いと言われています。やはり未練から復縁を迫ってしまい、つきまとい、待ち伏せ、押しかけなど上記①の行為をしてしまうのかもしれません。
更に自分の気持ちが伝わらないとなると④~⑦などの嫌がらせ行為へと発展していくのです。
また怖いケースでは離別した人への復讐を計画をしているという場合があります。
その復讐程度も上記④~⑦などの行為が目立ち、ひどい場合には暴行、障害、強いては殺人という事件となり、ストーカー殺人事件ではこのケースが一番多く、社会問題にもなっています。
次に多いのが顔見知り程度や全く面識のない人からのストーカー行為です。
このケースにおいてはもしかすると経験者は多いかもしれません。
町中で見掛けた素敵な異性やアイドルなどの芸能人について自宅を知りたい、お近づきになりたいとつけ回しと言うか尾行してしまう行為もこのストーカー行為になります。
例えば同級生ならば簡単に自宅は分かりますが、同じ学校でも先輩や後輩、又は塾やサークルなど知り合った人などに対して住所を聞けず、尾行して住所を知ったという人もいるのではないでしょうか。
更にラブレターやプレゼントを渡したくて待ち伏せしたりした際に現在では相手が不快感を感じればストーカー行為になってくるのです。
普通の人なら相手に拒否されるとあきらめるのですが、中にはどうしてもあきらめきれず、交際を強要したり、妄想が膨らみ、無言電話やSNSを利用しての嫌がらせ行為へと増長していきます。
アイドルなどへの傷害事件などはこのケースに因るものです。
また人はちょっとしたことで他人から恨みを買う場合があります。
それこそ挨拶をしたのに挨拶を返してこなかった程度のことで嫌がらせをしてくる人もいるのです。
警察によると上記①~⑦の内、物証が残るものに関しては直ちに捜査しやすいらしいのですが、証拠が残っていないものに関してはなかなか捜査に着手できないというのです。
実際にメールやいたずら電話では証拠は残りますし相手を特定もできます。
しかし、ストーカー行為をする人を特定する事が困難なケースもあります。
①②⑥⑦などは行為が確認されても加害者を特定するには難しい場合も多々あるのです。
そんな時に役立つのが探偵なのです。
実際に被害者の身辺を張り込んだりしてストーカー行為の事実を掴み、被害者と共に警察へ報告、素早い対応をして貰った人も数多くいるのです。
もし貴方や貴方の家族がストーカー被害に遭っていると感じていたなら一度探偵事務所に相談されてみてはいかがですか?